闇に降り注ぐ雨
それは絶望に満ちた心の涙にも似ている
拭われない涙を
見届ける者は
何処に存在するのか

涙の始まりと終わり
知られなければ
その事実は無いと同じ
幸福と不幸は人の中に在る基準で波打つが
理解されない孤独に涙は再び流れる

だが雨はまだ知られる事があるならば
悲しみは理解されていると安堵できる
それに今が闇であろうとも
何時かは晴れてくれると言う事実が
必ず希望が見える日が来ると

再び太陽の下を歩く
背中を押してくれる


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