消えない煙

天へ昇る 紫煙見て 思い出す
何時の日だったか 語らった 友達を
私置いて 消えていた 友達は
空へ昇っては 今何を 見てるのか

笑って 泣いては 生きていた
くだらない そう笑った 世界さえ
綺麗で 楽しく 思えてた
一人きり 涙流す 私は孤独

潰えたのは お互いの 一生だ
未来奪われた 友達は 何を思う
壊れたのは 私たち 両方だ
世界失った 私には 何が残る

空虚に 移ろう この世界
なくなった それでもなお 変わらない
執着を 捨てれず 生きている
喪失を 笑えるほど 腐れはしない

真実なら 知ってるさ わかってる
恨む事なんて しないだろ 友達は
運悪い そう笑い 我慢する
何時もの様に 誤魔化して 笑うんだ

知ってる 答えは 残りなく
縛られて 俯くのは 望まない
どんなに 辛くも 耐える人
動かない 私なんて 許さないだろ

約束した 将来は なくなった
それでも叶えろ そう笑い 泣くんだろ
本当なら 歩いては 進み行き
夢を掴んでは 涙する 友の為に

応える 事こそ 餞だ
行かないと 消えないだろ その涙
一歩を 世界に 踏み出そう
約束が 耳に響き 消えない限り

「大人が 世界を 握るなら
 一緒にさ 頂上へと 向かおうよ」

掴んだ時 何もかも 教えるよ
本当の想い 大切を 友の前で
待っててくれ 桜木の 下の墓
報告に向かう その時まで 私信じて


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